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Indiegogoにスペインから新たな光造形方式3Dプリンタが登場

スペインのベンチャーが、デスクトップサイズの光造形方式3Dプリンタ「Stalactite 102」のプロジェクトをIndiegogoで立ち上げ、5万ユーロ(約710万円)の調達を目指している。

バルセロナに拠点を置く若い起業家たちによるStalactite 102(Stalactiteは鍾乳石の意)は、彼らがゼロから設計したもので、高精細3Dプリンタを手ごろな価格で実現したという。

Stalactite 102 Stalactite 102

Stalactiteの最大造形サイズは102×76.8×180mmで、最小積層ピッチは25μm、XY方向の最高密度は50μmだ。造形に使う光硬化樹脂も自社で開発し、用途に応じた4種類を用意する。手頃な価格でエントリレベルの「STANDARD」、ABSやナイロン樹脂のような硬い「PROTOTYPING」、伸縮性と柔軟性を持つ「ELASTIC」、インベストメント鋳造のワックスに似た「WAXY」だ。さらに数種類が加わる予定だ。

「Stalactite 102」で作った像 「Stalactite 102」で作った像
4種類の樹脂 4種類の樹脂
ソフトウェア ソフトウェア

Stalactite 102の価格は2895ユーロ(約41万円)の予定。8月に出荷される分の超早割では1850ユーロ(約26万円)だったが、売り切れた。現在は2550ユーロ(約36万円、送料別)でStalactite 102本体と標準樹脂500gのセットが購入できる。納期の目安は2014年11月だ。

現在、目標調達額のおよそ半分に当たる約2300ユーロ(約325万円)が集まっている。締め切りは6月7日。 

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