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マレーシア初の3Dプリンタメーカーがオンラインショップ立ち上げ

VAGLER Internationalはマレーシアとシンガポールをターゲットにした3Dプリンタのオンラインショップを開設した。需要に対応するべく現在生産ラインを増やしている。

VAGLER Internationalは2011年にマレーシアで設立された、マレーシア初の3Dプリンタメーカー。スウェーデンを拠点として40年以上の実績を持つプラスチック部品メーカーVAGLER ABが親会社だ。

VAGLER Internationalが販売している3Dプリンタは現在3種類。それぞれ最小積層ピッチ50μm、印刷速度は毎秒30~130mm。最大の造形サイズ(200×250×250mm)を持つ「V-822」はデュアルヘッドを搭載しており、価格は8900リンギット(約28万円)だ。東南アジアの国々にも有能な3Dプリンタメーカーが立ち上がっていることが分かるだろう。

VAGLERのオンラインECサイトでは、3Dプリンタ以外に、フィラメントや3Dスキャナも販売している。現在のひと月500台の生産を1000台に引き上げるという。また、2014年後半にはヨーロッパとアメリカでも発売する見込みだ。 

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