富山県高岡市に県内初のFABスペースが誕生。木工・鋳物にも対応
2014/05/14 17:00
富山県高岡市山町筋で蔵ギャラリーを手掛けるFactoryHANBUNKO(ファクトリー はんぶんこ)は、会員制工房を2014年5月より開始した。
富山県で初となるFABスペース、会員制工房「大人の図工室」が2014年5月から立ち上がった。高岡市山町筋で蔵ギャラリーを手掛けるFactoryHANBUNKO(ファクトリー はんぶんこ)が運営する。
大人の図工室は、1日2000円(税別)ですべての機器を利用できる。2000円という価格は、3Dプリンタ使用料として考えてみても県内最安値だという(同社調べ)。さらに、会員保護者と一緒に訪れた小学生以上の利用も可能。
3Dプリンタ、レーザー加工機、シートカッター、木工ボール盤、テーブルソー、ハンドソー、糸のこ盤、ベルトディスクサンダー、錫の砂型などの工具・機器を用意。デジタルファブリケーションに加え、木工機器も使え、鋳物もできるのが特徴だ。
今後は、工具・機器を提供するだけでなく、職人のモノづくりを一般の人々にも体験してもらうため、職人を呼んだスペシャルワークショップの開催を増やしていく計画。会員の事業化も支援し、メイカーズとしてのブランディングから、ネット販売まで手助けしていく方針だ。