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音響エンジニアが作ったピロースピーカー、zenmonoで商品化資金募る

薄型のスピーカーを使った、枕の下に敷く「ピロースピーカー」の商品化を目指すプロジェクトが、クラウドファンディングサイトzenmonoで支援を募集している。作者は平面振動板スピーカーの音の良さにほれ込んだ音響エンジニアだ。

作者のM.Yamato氏はオーディオメーカー、電子楽器メーカーに勤めているあいだに関わった平面振動板スピーカーにほれ込み、このスピーカーを使った製品を開発するため脱サラして起業した。機構上、大音量は出せないが薄くて音が良いスピーカーユニットという特徴を生かし、枕の下に敷いて使うピロースピーカーを制作した。現在このピロースピーカーを商品化するための資金の一部(目標50万円)をzenmonoで募っている。

Yamato氏はこれまで平面振動板スピーカーを使った製品として、PCやiPodにつないで使うアンプ内蔵スピーカーや、薄型軽量でどこでも持ち運んでスマートフォンにつないで使えるブックスピーカーなどを販売してきた。ユーザーがブックスピーカーを枕の下に敷いて使っているという声を聞き、試作のうえで量産市販化を目指しているという。ピロースピーカーの製品価格は2万1600円(予定)だ。 

zenmonoのプロジェクトページでは、2500円から支援でき、記事執筆時点では1万7000円以上支援すると、ピロースピーカーの製品版が1台入手できる。支援の期限は7月15日。

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