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3DプリンタをWi-Fi化してスマホで出力できる「AstroPrint」

3DプリンタのUSB端子に接続するだけで、タブレットやスマートフォンからワイヤレスで3DプリントできるプロジェクトがKickstarterに登場、早々に目標額の調達に成功した。

「AstroPrint」は3DプリンタにWi-Fi機能を備えたゲートウェイハードウェア「AstroBox」追加し、クラウドを経由してPCを使わずにスマートフォンやタブレットで3Dモデルデータを出力できるようにするシステムだ。出力時のスライシング最適化はクラウドで自動的に行われる。自己更新するためメンテナンスも不要だ。

ローカルでなくインターネットを経由して操作する場合はAstroPrint.comに無料のアカウントを作れば、オンラインストレージサービスが利用できる。インターネットで出力のライブレポートを参照することができるし、もしカメラが設置されていれば、進行中の出力を見ることもできる。

AstroBoxはLinuxのオープンソースソフトウェアで動作しているので、パワーユーザーなら自分のAstroBoxを作ることもできる。

目標金額1万ドル(約101万円)は早々に達成し、基本のキットが手に入る75ドルのパックはすでに品切れとなっている。現在は100ドルの出資からとなっている。この出資で手に入るのは、AstroBox(キットとソフトウェア)、AstroPrint.comの生涯利用権(日本への送料は別途10ドル)。出荷は2014年8月の予定だ。 

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