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手頃な価格のデスクトップレーザーカッターキット「LazerBlade」

ブルーレーザーダイオードを使用し、カッティングからレーザープリントまで幅広く活用できるレーザーカッターキット「LazerBlade」が、Kickstarterに登場して早々に目標額の4万5000豪ドル(約424万円)を達成した。

LazerBladeはワークエリアがA4のものとA3のものの2モデルがある。外形はA4タイプが480×440mmで重さ4kg、A3タイプが620×520mmで5kg。使用しないときは立てかけて置いておけるため、収納にも困らないという。

適応できる素材だが、紙や革はもちろんのこと、3mm以内のバルサ材であれば、木でもカットすることができるのは、2Wのブルーレーザーならではだ。これまでもKickstarterなどで低価格のレーザーカッタープロジェクトがいくつかあったが、低出力の赤色レーザーダイオードを使っていて、木をカットすることはできないものが多かった。また、出力を0~100%の間でコントロールできるので、モノクロ写真のような画像の刻印も可能だ。
 
LazerBlade
LazerBladeは業界標準のGコードに対応しているため、多くのオープンソースのファイルを使用することができる。またソフトウェアはカット用と刻印用の2種類が付属する。

目標資金額は4万5000豪ドルだったが、記事執筆時点では3倍近くの約12万4000豪ドル(約1170万円)が集まっている。出資可能なパックはA4サイズでは595豪ドル(約5万6000円)、A3サイズでは760豪ドル(約7万1000円)から。出荷は2014年9月からだ(日本への送料に別途50豪ドル必要)。
 
また、第3段階目標の12万ドルが達成されたため、キットに含まれるレーザーダイオードの出力が3Wにグレードアップした。すでにレンズもグレードアップしており、より厚さのある材料のカットが可能になっている。 

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