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PCやスマホいらずの子ども向けプログラミング教育ロボット「KIBO」

先日Kickstarterに登場した「KIBO」は、低年齢の子どもが初めてのプログラミングを楽しく学べるよう設計された木製の知育ロボットで、15年に及ぶリサーチに基づいて開発された。

使い方は非常に簡単。それぞれに“行動命令”が割り当てられた木のブロックを好きな順序で並べてプログラミングし、ブロックについているバーコードをロボット本体でスキャンする。そうするとロボットがプログラム通りの動きをするという仕組みだ。ブロックには「スタート」のブロックや「ターン」「歌う」などさまざまなものが用意されている。

他の知育ロボットとの違いは、KIBOは300人以上の子ども、50人以上の教師との15年にも及ぶ研究結果に基づいて開発されたという点だ。KIBOで遊んでいるとき、子どもは数学、読み書き、科学といったものの基礎をプログラミングを通して学べる。

このプロジェクトではプログラミングは身につけるべきリテラシーと考えており、適切なツールを与えれば低年齢の早い段階でプログラミングやエンジニアリングが学べるという。 

記事執筆時点では目標資金額5万ドル(約513万円)のうち約1万ドルが集まっている。219ドル以上の出資で「KIBO」ロボット本体と2つのモーターモジュールとタイヤ、また12個の木製のプログラミングブロック、動きと音をコントロールするパラメータカード5枚がセットになったものを入手できる。出荷は2014年11月の予定だ。

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