3Dプリンタなどのファブ機器を用いた、大規模な工場設備を必要としない、個人で使用できるコンピュータ制御の工作機械を使うものづくり「デジタルファブリケーション」に、クリエイティブの側面から光を当てて、ものづくりの未来をさらに面白く、さらに活性化させることを目指すコンテストという。

募集するカテゴリは、デジタル工作機械によって作られた製品全般（雑貨、家具、デジタルデバイス、楽器、食品、グラフィック作品などの「Products」、デジタル工作機械を使って生み出されたアート作品（アート、インスタレーション、アート活動、パフォーマンスなど）「Art」、デジタル工作機械そのものの発明・開発「Machines」、これらに当てはまらないものまたは複合的な作品「Beyond」の4つ。

募集期間は2014年6月2日～8月1日。一次審査結果8月20日、最終審査は9月上旬～中旬、結果発表は10月上旬、授賞式は10月下旬の予定。審査員は、MITメディアラボ所長の伊藤穣一氏、DUS Architects共同創業パートナーのHans Vermeulen氏、クリエイティブキュレーターの四方幸子氏、プロダクトデザイナーで東京大学生産技術研究所教授の山中俊治氏、ライゾマティクス代表取締役でクリエイティブ／テクニカルディレクターの齋藤精一氏。グランプリ1点、準グランプリ1点、入賞数点を選出する予定。