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3Dプリンタで作るオブジェのような木製スピーカー

深海のイカからインスパイアされてスピーカー「Spirula4.0」をデザインしたのはAkemakeという3Dプリントを念頭に置いたプロダクトを開発するチームで、現在eコマースでSpirula4.0のモデルデータを無料で提供している。

Spirula4.0はFillamentum製の100%生物由来のフィラメント(リサイクルした木質40%を含んでいる)、「Timberfill」によって造形される。スピーカーコンポーネントなしでの重量は約650g。また、Spirula4.0は3DデータがAkemakeのサイトから現在0ドルで購入できるため、フィラメントとスピーカーユニットを合わせた総費用は概算で約120ドル程度だという。

Akemakeは3Dプリントオブジェクトに焦点を当てたeコマースのプロジェクトで、インテリアや日用品など、商品のどれもが優れたデザイン性を備えている。Akemakeでは、Web上で気に入ったオブジェクトがあれば、3Dプリント可能なモデルファイルとしてオブジェクトを買うことができるという仕組みになっている。ユーザーはそれを自分の3Dプリンタで出力するだけでいい。

このSpirula4.0は7月以降、ブタペストで開催されるデザインターミナル、ロンドンで開催される3Dプリントショー、バーミンガムで開催されるTCTショーで展示される予定だ。 

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