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ハードもソフトもオープンソースの四脚ロボット「Spidey」

「Spidey」は市販の電子部品と3Dプリントパーツで作成できる四脚ロボットだ。部品代やプリント費用を合わせた総費用は450ドル(約4万6000円)ほどで、類似の市販品よりも安く、なかなか面白い動きを見せてくれる。

基本的にはホビーユーザーや教育向けに開発されたものだが、部品リストや回路図、制御ソフト、そのほかプラスチック部品の3DデータなどオープンソースとしてGitHubに公開している。Spideyの一部は、フリーの3Dモデラーである「OpenSCAD」を使って設計されている。

オープンソースのため、ロボットの脚の数を増やしたり、新しい動きをプログラムしたりできるので、腕に覚えのあるユーザーなら遊びがいのあるロボットといえる。 

オリジナルのSpideyは秒速35cmで動き、回転はもちろん全方位に動くことができる。胴体部分を高く持ち上げて、テニスボールをまたぐなんていう動作も可能だ。脚は上下の部分が両方使えるため、ひっくり返っても大丈夫だ。操作はWi-FiやBluetoothを経由して、PCやスマートフォンなどで行える。

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