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東京発、多層基板が組めてレゴと組み合わせられるブレッドボード

Kickstarterに登場した「Cake Board」は、いくつもの面白い特徴を持ったブレッドボードだ。たとえば穴がボードを貫通しているためボードを重ねて多層基板の配線テストを行うことができる。

東京を拠点として活躍するBreadBoardManiacは、ブレッドボードに関連するユニークな製品を作っている。以前fabcrossで取り上げた「ワイヤーストリッピングゲージ」もBreadBoardManiacのプロジェクトだ。

今回プロジェクトを開始したCake Boardは、穴がボードを貫通しているため、基盤を複数重ねてジョイントパーツで接続し、テストを行える。また中央部分の穴の間隔は、Raspberry Piなどの拡張ピンに合わせてあったり、電源ラインの穴がずれなく配置されて配線しやすいといった工夫が施されている。また、通常のブレッドボードより薄く、複数重ねやすい。Cake Boardの四隅には、レゴのピッチとブロックの凹凸に合う穴があり、レゴと組み合わせて使えるという遊び心もある。 

記事執筆時点で目標金額4万7000ドル(約478万円)のうち、約1万3000ドル(約132万円)が集まっている。44ドル(約4500円、送料込み)でCake Boardを4枚とジョイントパーツのセットが入手できるキットが人気だ。東京発のプロジェクトとしてワイヤーストリッピングゲージ同様にぜひ目標を達成してほしい。

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