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最大造形サイズ300mm立方で手頃な価格の3Dプリンタ「CreatorBot-3D」

最大造形サイズが大きく手頃な価格の3Dプリンタ「CreatorBot-3D」の資金集めがKickstarterで始まった。目標額3万ドル(約306万円)に対し、すでに1万1000ドル超(約112万円)が集まっている。

CreatorBot-3Dは、耐久性と信頼性が高く、簡単に扱える3Dプリンタ。最小積層ピッチは100μmとFDM方式としては標準的で、最大造形サイズは305×305×305mmと大きい。この造形サイズのプリンタは2000ドル(約20万4000円)以上するものが多い中、1000ドル(約10万2000円)前後と比較的安いことも特徴となっている。

CreatorBot-3Dは、プリント精度を高く保つため、アルミニウムフレームを用いている。さらに、スムーズな動きにするために、精密研磨ステンレス鋼のリニアレールとリニアボールベアリングを組み合わせている。電源は450Wで、2年間の保証付きとなっている。また、コントローラボードには大型ヒートシンクを取り付けているため、大きな造形物を長時間かけて作ることができる。 

すでにデュアル押出機を搭載したベータ機のテストや、バグを取り除く作業などは終わり、生産のための作業セルもでき、サプライチェーンも確保しているという。調達した資金はこれからの製造プロセスを始めるために使う予定。

いくつかの早期割引セットはすでに売り切れている。デュアルヘッドのPLA/ABS/ナイロン対応プリンタキットは、ABSフィラメントが2つ付いて1295ドル(約13万2000円、2015年1月配送。日本への送料は別途必要)。 

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