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Raspberry Piに電源とUSBポートを追加する便利ボード「Raspiado」

「Raspiado」は、1枚でRaspberry Piに電源を供給し、USBポートを増設するUSBハブ機能を持った拡張ボードだ。別に電源を用意しなくてはならないような、Raspberry PiのUSBポートでは使えない消費電力の大きなデバイスもこれがあれば大丈夫だ。

Raspberry PiにはUSBポートは1(Model A)または2(Model B)しかない上に、そのUSBポートには十分な電力が供給されていないため、少し消費電力の大きなUSBデバイスを使おうとすると別に電源が必要となる。このため、たとえばRaspberry Piで、キーボード、マウス、無線LANアダプタなどを利用しようとすると、Raspberry PiにUSBハブを接続してUSBポートを増やすとともに、電源アダプタもRaspberry Pi自身のもののほかにUSBハブのアダプタも必要で、結果としてRaspberry Piの周辺はケーブルだらけになってしまっていた。

Raspiadoはこの頭の痛い問題を解決できるUSBハブボードだ。Raspberry Piと同サイズの基板に、6つのUSBポートがあり(うち1つはRaspberry Piへの電源供給用、もう1つがRaspberry PiのUSBポートの受け側)、4つのUSBポートを増設する。電源はRaspberry Pi分を除いて合計1Aを供給できる。取り付けは簡単で、ねじとナットでRaspberry Piに重ねて取り付ける。

記事執筆時点では目標資金額1万5000ドル(約152万円)のうち6割以上の約9500ドル(約96万円)が集まっている。30ドル以上の出資で「Raspiado」、取り付け用のハードウェア、USBケーブルを含むキットが入手できる(電源アダプタ別)。出荷は2014年9月下旬を見込んでいる。日本への送料は別途5ドル。

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