オーストラリア発、クレカ大のミニArduinoロボット「PopPet」
2014/07/11 17:00
「PopPet」はSTEAM(科学、技術、工学、アート、数学)教育を目的として設計された、Arduinoと互換性のあるチップを載せたミニサイズのロボットキットだ。
PopPetのスタンダードセットには、障害物までの距離を測れる超音波センサが搭載されており、障害物回避のサンプルプログラムもあらかじめロードされているので、組み上げてすぐに楽しめる。机の上で好きに走らせても、お菓子に手が伸びてしまったときに反応させるようにしてもいい。ほかにもさまざまなセンサを接続できる。PopPetのプログラミングはArduino IDEを使って行う。
前面パネルを交換することでPopPetの表情を、笑顔、怖い顔、動物のような顔などに変えられる。もちろん、オープンソースハードウェアのため、表情だけでなく、アドオン、車輪といった考え付く限りのものを好きにカスタマイズすることができる。
内部には基盤、2つの車輪用モーター、超音波センサ(HC-SR04)、電源などが収められている。電源は単四電池4本を使用する。
記事執筆時点で目標資金額8000オーストラリアドル(約76万円)のうち、約1400オーストラリアドル(約13万円)が集まっている。一通りの部品がそろったスタンダードパックは80オーストラリアドル(約7600円)で、日本への送料として他に15オーストラリアドルが必要。出荷は2014年12月を見込んでいる。