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ゴムのような素材がプリント可能なスペイン製3Dプリンタ

エラスティックなどゴム状の素材のプリントには専用のホットエンドが必要だが、それと通常のPLA、ABS素材を扱える3DプリンタがIndiegogoで資金調達を開始した。

使用できるフィラメント素材はPLA、ABS、LAYWOOD、FILAFLEX。FILAFLEXはゴムのような柔軟性を持つ素材で、軽量ながら耐久性に優れた素材としてスペインの企業Recreusが開発した。これを使えばサンダルのようなものを造形できる。融解温度はPLAやABSとほぼ同じ摂氏230度ほどだが、専用のホットエンドが必要となる。

プリント速度は毎秒150mmと比較的高速で、さらに毎秒200mmにも加速できるそうだ。最大造形サイズは185×185×185mm、最小積層ピッチは50μm。ソフトウェアはオープンソースのものを使い、Slic3r、Repetier、CURA、OctoPrintなどが使用できる。

記事執筆時点で6万ドルの目標資金額のうち、およそ1万ドルが集まっている。早期割引で499ドル(約5万1000円)で入手できる(送料別)。 

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