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コニカミノルタ、手書き入力デバイスを使うサービスのアイデア募集

コニカミノルタは、開発中の手書き入力デバイス「電子クリップボード」の活用方法やサービスビジネスに関して、世界中からアイデアを募集するイノベーション・コンテストを実施する。募集期間は10月31日まで。

電子クリップボードは、A4サイズの感圧シートデバイスの上に置いた紙に記入する文字や図形をその場で電子データ化するもので、紙やペンの種類を問わず、消しゴムで消すと電子データも連動して消え、手とペンの区別もつくため手のひらを紙につけながら入力できる。専用ソフトと無線通信とを組み合わせ、リアルタイムに文字認識してサーバに送信できるというものだ。

コニカミノルタが開発中の電子クリップボードのデモ。

コニカミノルタでは、この電子クリップボードを活用して、顧客の課題可決に貢献できるソリューションの実現を目指して、課題や潜在ニーズを探ることを目的にコンテストを実施するとしている。コンテストの運営は、世界中に技術者とのネットワークを持つ米ナインシグマが請け負う。

コンテストで募集するのは、電子クリップボードを使用した、新たなビジネスモデルの創出に向けた活用方法(サービスビジネス)のアイデア。募集期間は2014年9月8日から10月31日までで、11月に評価・選定を行い、12月に受賞者を発表する。受賞件数は最大5件で、賞金は総額100万円。 

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