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ドラッグアンドドロップで3Dモデリングができる「BlocksCAD」

ドラッグアンドドロップするだけで3Dモデリングができたら、と考えたことはないだろうか。「BlocksCAD」はまさにそれを可能にした3D CADソフトウェアだ。

BlocksCADの3Dモデリングは、ビジュアルプログラミング言語のScratchに似た操作で定義する。そのため、8歳くらいの小学校の生徒でも簡単に操作することができる。

開発チームは、いまある3D CADは高価で難しく、もっと若い世代にも簡単に扱える3D CADが必要だと考えた。ベースとなったのはオープンソースのCADの「OpenSCAD」だ。OpenSCADはCSG(Constructive Solid Geometry:空間領域構成法)と呼ばれる手続き的モデリング技法(直方体や円柱、角錐、円錐などのオブジェクトをテキストパラメータとして記述するもの)によって非対話的にモデリングする3D CADで、それにドラッグアンドドロップのUIを追加したものがBlocksCADだ。ドラッグアンドドロップで操作するため、コードを覚える必要もなく、構文エラーに悩まされることもない。またブラウザベースで動作するため、OSは問わずに動作する。

記事執筆時点で目標資金額4万2000ドル(約445万円)のうち3000ドルが集まっている。30ドル以上出資すればBlocksCADのベータテストに参加できる。出荷は2015年1月を予定している。なお、目標額達成後はオープンソースとして公開する予定だ。 

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