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山形大、米沢駅ビル内にデジタルものづくり工房「駅ファブ」開設

山形大学工学部ライフ・3Dプリンタ創生センター(LPIC)は、米沢市と米沢市商工会議所の協力のもと、米沢駅2階に、3Dプリンタやレーザーカッターなどデジタルものづくり機器を備えた「駅ファブ:よねざわメイカーズ・プラットフォーム」を開設した。

駅ファブは、子どもから大人、さらに観光客も含めて自由なアイデアで新しいものづくりを体験・実践していく場として、交通利便性の良い駅舎内に設けた。駅ファブは経済産業省の補助事業に採択された「地産食材・木材などの高付加価値活用を実現するライフ・3Dプリンタ創生センター整備によるグローカル・メイカーズプラットフォーム構築(LPIC-GMP)」の一環として実施するもの。

LPICは2013年6月に生活に新しい価値をもたらす3Dプリンタの技術開発と人材育成を加速するために発足した組織で、ゲル3Dプリンタ(SWIM-ER)、食品3Dプリンタ(E-Chef)、ゲルの構造解析装置(SMILS)などを開発している。

駅ファブは毎週土曜日を一般利用日とし、1カ月に1回程度、講演会や3Dプリンタ体験会、3Dプリンタ組み立て工集会などのイベントを実施する。運営はこのために組織する学生サークル(MAKE-1)が行う。 

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