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3Dモデルをメッシュ構造でプレビュープリントする「WirePrint」を開発

ドイツのHasso-Plattner-Institutの研究チームが開発した「WirePrint」を用いると3Dオブジェクトをメッシュ構造でプレビュー、プリントできるため、外形だけ確認したい試作の3Dプリント時間を大幅に短縮することができる。

通常の3Dプリントは、3Dモデルをデータに従って、面は面のまま、また中身の詰まったものとして(支持構造に置き換える場合はあるが)プリントするものが多かった。しかしそうしたオブジェクトをプリントするには、時間もかかる上に素材を消費する。そこで試作の初期段階でおよその形を確認したいときにWirePrintを用いると、外形だけをメッシュ構造としてプリントできるので、プリント時間が早く、材料を無駄に消費することもない。

多くの3Dプリンタに対応しているため、ユーザーはWirePrintのソフトウェアをインストールするだけで、すぐに使うことができるという。

WirePrintはプリント速度を最大限にするために、レイヤーごとにフィラメントを押し出すのではなく、直接ワイヤーフレームの端をストロークして構造を表す仕組みになっている。これにより10までの頂点で表せる構造ならば、従来のレイヤーごとに印刷するよりもFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタにおいてかなりプリント速度が短縮される。また曲面を印刷する場合など、より頑丈なオブジェクトをプリントしたい、またはプリント速度を優先したい、など状況によってメッシュ構造を変化させてプリントすることも可能だ。 

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