Qualcomm、Androidスマホを乗せて動くミニロボットをリリース
2014/09/25 17:00
スマートフォン向けチップメーカー大手Qualcomm(クアルコム)は、自社チップを搭載したスマートフォンで動かすミニロボットカー「Snapdragon Micro Rover」を発表した。本体パーツの3Dプリントデータや組み立て説明書、アプリのソースコードなどが公開され、誰でもダウンロードして利用できる。
Qualcommが、スマートフォンがロボット工学の未来を形作るというビジョンのもとで、多くの時間を費やしいくつものプロトタイプをテストして開発したのが、Snapdragon Micro Roverだ。
Snapdragon Micro Roverは、Qualcommのスマートフォンチップ「Snapdragon」を搭載したAndroidスマートフォンを“頭脳”とし、専用アプリとBluetoothを介して動作する。
Snapdragon Micro Roverを作製するためのデータは、STLファイルからプログラムソースコードまで全て公開されており、使われる電子部品もすべて市販されているものだ。ユーザーは好きなようにDIYしたり、STEM教育にも活用できる。Qualcommはツイッターで#MicroRoverのハッシュタグでMicro Roverについてのツイートを募集している。