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3Dプリンタでパーツを作るオープンソースロボットがThingiverseで公開

Arduinoでプログラムを書いて走らせたり、スマートフォンで操縦したりできるロボット「RhinoBOT」は、ボディのパーツを3Dプリンタでプリントして、すべてをDIYできるSTEM教育にぴったりのロボットだ。

RhinoBOTのデザインはブルドーザーによく似ていて、フロントブレードが付いており、足回りは無限軌道で不整地でも走行できる。余談だがフロントブレード中央にはちょっとした角があり、これがRhinoBOT(Rhinocerosとはサイのこと)の由来と思われる。ソフトウェアもハードウェアもオープンソースベースで、ボディなどの主要パーツは3Dプリンタで作製できるようThingiverseにデータが公開されており、部品表や組み立てマニュアルもダウンロードできる。コントローラはArduino UNOを使っているほか、IRセンサやサーボモーター、電池などの電子部品を用意すればいい。

Arduinoのプログラムに従って動かせるだけでなく、Bluetoothを経由してAndroidスマートフォンで操縦もできるので、ただ走らせるだけでなく、ロボット相撲のような楽しみ方もできるだろう。

設計者でスペインに住むミゲル・カルロ氏は、子どもにも分かりやすいようチュートリアルを用意して、「楽しく組み立られるプロジェクトを通じて、ロボット工学に触れる最初の機会を子どもたちに提供したい」と述べているという。 

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