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GE製スマート家電とコンピュータをつなぐ「GreenBean」

FirstBuild発のプロジェクトとして開発されたインターフェースデバイス「GreenBean」は、スマート家電をパソコンやRaspberry Piなどから制御できるようにするという面白いモジュールだ。

FirstBuildは、GE(ゼネラル・エレクトリック)とLocal Motorsが共同で立ち上げた、オープンなものづくりのためのコミュニティプラットフォーム。コミュニティサイトにGEがテーマを出すことで製品に関するアイデアを募り、実際にものづくりを行うもので、すでにいくつものプロジェクトがある。

GreenBeanを使えば、GE製家電(冷凍冷蔵庫、食洗機、電子レンジ、オーブンレンジ、洗濯機など)が搭載しているマイクロコンピュータにアクセスできるようになる。例えばスマートフォンでオーブンの温度を設定したり、乾燥が終わったときにメールが届くようにしたりできるという。

GreenBeanを使って操作するためのプログラムは、githubに公開されているソフトウェア開発キット(SDK)を使って開発できる。SDKはMacやWindows、Linuxなどで動作し、携帯電話、タブレット、Raspberry Piなどのマイクロコンピュータに至るまで、さまざまなデバイスで使用することが可能だ。またGreenBeanは基板がむき出しだが、Thingiverseには3Dプリンタで造形できるケースの3Dデータが公開されている。

GE製品に限られているのは残念だがなかなか興味深いプロジェクトだ。「GreenBean」の価格は19.95ドルと安いのも魅力的だ。 

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