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Raspberry Piでハイレゾ音源を扱える高音質DAコンバータ「Durio Sound」

「Durio Sound」はRaspberry Piに接続して、192kHz/24bitの高音質ハイレゾ音源を扱えるようにするDAコンバータボードだ。

Durio Soundのボードの大きさはちょうどRaspberry Piと同じで、上にスタックして使う形だ。Raspberry PiシリーズのA、B、B+を全てサポートしている。

Durio Soundには2種類のキットがあり、「Durio Sound BASIC」はDACチップに電源を供給する3.3Vの低損失LDO電圧レギュレータを搭載し、USBケーブルを使ってRaspberry Piから電源を供給する。「Durio Sound PRO」はBASICに加えて、5Vのスイッチング電源を備え、外部のACまたはDCアダプタから電源を供給することで、DACチップに“よりきれいな”電力を供給する。

Durio SoundはRaspberry PiからデジタルI2S信号を受信することで動作する。この信号をTexas Instruments製「PCM5102」DACチップが3.5mmジャックとRCAコネクタにアナログ音声として出力する。コンデンサや抵抗、金メッキコネクタなど全てオーディオファンが満足する品質のものを使っているという。

記事執筆時点で目標資金額の1500ドルに対して3800ドル(約41万円)以上が集まっている。Durio Sound BASICは45ドル(約4900円)、PROは70ドル(約7600円)の出資で入手できる。日本への送料は5ドル。出荷は2014年11月の予定だ。 

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