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Raspberry PiをノートPCに変えるキット「Pi-Top」がまもなく登場

Raspberry Pi Model B+をコンピュータ部分に使い、ケースは3Dプリンタでプリントする画期的なノートパソコン「Pi-Top」の最終仕様が発表された。まもなくクラウドファンドで資金調達を開始する。

ケースのデザインは30%薄型化され、3Dプリントに備えてさまざまなフォーマットでファイルが利用可能になるという。これは家庭でケースから作成したいというユーザーにとって大きな変化だ。

300ドル(約3万2000円)で販売される予定のPi-Topキットには、ノートパソコンのケースを3DプリントするためのSTLファイル、基板類、ブレッドボード、バッテリ、キーボ-ド、トラックパッド、13.3インチHD LCDディスプレイモジュール、Wi-Fiアダプタ、配線類などが含まれている。ただしRaspberry Pi Model B+は別だ。

すべてDIYということも魅力だが、それだけでは終わらない。バッテリ動作時間は6時間以上、13.3インチHD画面など、日常で使いたい機能もきちんと詰め込まれている。もちろん、Raspbian OSでプログラミングを学ぶことも出来る。

「Pi-TopのサイトにはすでにIndiegogoでプロジェクトを立ち上げるときいた110以上の国のユーザーがアクセスしている。我々はメーカーや建設業者、クリエーターたちがネットワークに接続できるよう支援することができるだろう」とPi-Top開発者であるジェシー・ロサノ氏は述べている。「Pi-Top」は10月14日にIndiegogoで資金調達を開始する。

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