Raspberry Pi向け3G通信モジュール「3GPI」が正式発売
2014/10/15 11:30
メカトロニクス機器の開発、販売を手がけるメカトラックスが、8月に台数限定で発売したRaspberry Pi用3G通信モジュール「3GPI」が、好調な引き合いを受けて正式発売となった。
3GPIはRaspberry Piを、M2M(Machine to Machine)ネットワークやセンサネットワーク機器として使うための拡張ボードで、3G通信モジュールを使った開発の初心者でも容易にシステム開発ができるよう、Raspberry Pi用のLinux環境にモジュールの設定・稼働監視、自動リセット機能などを盛り込んだSDカードが添付する。
8月に20台限定で発売したところ好評で、10台追加したがそれも売り切れて多くの問い合わせを受けたことから、予定を2カ月早めて正式販売を開始した。Raspberry Pi Model B向けとRaspberry Pi Model B+向けの2モデルがあり、価格はどちらも2万9800円(税込)。
メカトラックスでは、日経Linuxと日経ソフトウエアが開催する「みんなのラズパイコンテスト」に協賛して、「3GPI賞」を提供するとしている。