無線LAN Smartモジュールには、WPAやWPA2などのセキュリティプロトコルやTCP/IPなど通信プロトコルスタックが内蔵されているが、メーカー製品に組み込まれることを前提として狭ピッチのコネクタで、大口に向けた販売に限られている。

スイッチサイエンスでは、無線LAN Smartモジュール Type YDブレークアウトを小規模事業者やMakerに向けてプロトタイピングや少量の製品に向けて利用しやすいよう、2mm間隔の端子に変換するとともに、3240円（税込）で1台から購入できるようにした。

これによって汎用マイコンを使った無線LAN搭載アプリケーションの検討やプロトタイピングを、ローコストで行える。また、mbedにおける開発は、村田製作所がライブラリ「SNIC Interface」やサンプルコードを提供しており、利用が容易となっている。mbedアプリケーションボードのXBee用ソケットにそのまま差し込んですぐに使うことができる。 

※記事初出時、文中に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。