自立2輪走行が可能なオープンソースロボット「Balanbot」
2014/10/31 17:00
「Balanbot」はArduino UNOをベースに、3軸加速度センサと3軸ジャイロスコープを搭載した専用のシールド「Balance Shield」を使うことにより、バランスを取りながら2輪で走行するロボットだ。
Balance Shieldには、3軸ジャイロスコープと3軸加速度センサを組み合わせたチップ「MPU6050」を搭載している。本体構造は3枚のアクリル板を使用し、2つの高速ギアモーター、バッテリホルダ、そして一番上にはArduinoとシールドが載っている。組み立てには特別な技術は必要ない。
BalanbotのソフトウェアはArduino UNOの機能を十分に使い、安定した角度情報をジャイロスコープと加速度計から収集して、最適化されたPIDパラメータにより、高い安定性が保たれる仕組みとなっている。PCやAndroid端末、またRC受信機の4チャンネルPPM信号を使っても操作できる。
記事作成時点で目標5000ドルのうち1800ドル以上が集まっている。109ドル(約1万2000円)で、キット一式が入手できる。本体の色はレッド、ブラック、クリアから選べる。