8bitビデオゲームサウンドを奏でられる電子楽器「Lo-Fi SES」
2014/10/31 17:00
「Lo-Fi SES」は懐かしいファミコンのような8ビットコンピュータサウンドを楽しめる電子楽器だ。単体でも演奏して楽しめるが、Arduino互換性があるチップを搭載しており、PCと接続するなど機能拡張もできる。
Lo-Fi SESをそのまま演奏するだけでなく、プログラミングの知識と技術があれば、音をいろいろいじることができる。
操作は簡単で、スーパーファミコンのコントローラのように十字に配置された合計8つのボタンを使って演奏する。音はヘッドホンジャックから出力する。また基板上のLEDは、演奏中のビートを点滅して知らせてくれる。電源は単4乾電池6本で、連続再生して24時間持つ設計となっている。
そして「カートリッジ」を拡張コネクタに差し込めば、さらに機能を拡張できる。「Final Sound Adventure」では単品で出す音とは異なったドラムなどのメロディックなサウンドを出すことができる。「USB」はUSBコネクタを持ち、USBケーブルでPCと接続できる。「Smasher Bros」では小さなギターペダルのようにサウンドに効果をつけることができる。
記事執筆時点で目標資金額5000ドルを超える約8000ドルが集まっており、なかなか注目は高いようだ。価格はLo-Fi SES本体のみで65ドル(約7100円)、カートリッジはオプションとして提供している。ただし現時点では米国内のみへの発送となっている。