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アルミ製で高剛性、ヘッド交換可能なデルタ型3Dプリンタ「ZAGI-18」

航空機用のアルミニウムで作られた部品を多用し、シンプルで剛性が高く、ヘッド交換でさまざまな用途に使える3Dプリンタ「ZAGI-18」のプロジェクトが登場した。

ZAGI-18は米フロリダ州パームシティに本拠を置くDELTABOTS.comが開発したアルミニウム製のデルタ型3Dプリンタ。同社によれば、市場で出回っているデルタ型3Dプリンタの中でも、最も頑丈な製品となるように設計されているという。Kickstarterのページには大人3人と子供1人(総重量約227kg)がZAGI-18の上に腰を下ろしている写真が紹介されている。

AGI-18の特徴は頑丈さだけではない。シンプルに設計されているため20分で組み立てが可能で、ヘッド(押出器)の交換で粘土やペースト状食品、UV硬化樹脂などのプリントに対応でき、電動ドリルヘッドを取り付ければCNC加工機にもなる。最大造形サイズは直径300×高さ431mm、最小積層ピッチは50μm。 

ZAGI-18は12月5日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では目標資金額3万8000ドル(約436万円)のうち8101ドルの資金が集まっている。1190ドル(約14万円)出資するとZAGI-18のプリンタ本体を組み立てるために必要なすべての部品が同梱されている基本キットが1セット入手できる。これらの他にも交換可能パーツをアップグレードしたキットも別途用意されている。日本への出荷は可能だが、送料は要問い合わせ。

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