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JavaScriptでIoT機器が開発できる「Kinoma Create」をスイッチサイエンスが販売へ

コンパクトでカラフルな筐体にARM SoCやカラータッチパネルディスプレイなどを搭載し、JavaScriptでプログラムを書くだけでIoT(Internet of Things)機器が開発できるプラットフォーム「Kinoma Create」の国内販売権をスイッチサイエンスが取得した。発売時期や価格は未定。

スイッチサイエンスは、Kinoma Create開発元の米Marvellと国内販売契約を締結した。今後はハンズオンセミナーといった日本向けのプロモーションやマーケティング活動、マニュアルなどドキュメントの日本語化などMarvellと協力していくという。

Kinoma CreateはQuickTimeの開発者ピーター・ハディー氏などが中心となって開発された。800MHzのARM SoC、タッチパネル付きQVGAカラー液晶ディスプレイ、Wi-Fi、Bluetooth、USB2.0ポート、128MバイトのRAM、16Mバイトのフラッシュメモリ、microSDカードスロット、スピーカー、マイク、リチウムイオンバッテリ、デジタル入出力、アナログ入力などのハードウェアを備えており、OSは最適化された軽量Linuxだ。

2014年3月にIndiegogoにKinoma Createプロジェクトが発表されるとたちまち人気を集め、目標1万ドルに対して、5万ドルを超える資金を調達した。現在米国では149.95ドルで販売されている。この11月25日には、東京で開発者向けのミートアップイベントも開催された。 

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