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STLファイルのエラーをチェックして自動修復もできるソフト「Emendo」

ワイオミング州に拠点を持つ米Avante Technologyが開発した「Emendo」は、3Dプリント時に問題を起こすSTLファイルのエラーをチェックして分かりやすく表示し、簡単に修復してくれるありがたいソフトウェアだ。

通常3Dプリンタで出力するファイルにはSTLという形式のデータが使われるが、一般的な2Dデータとは異なり、CADソフト上では何の問題もないように見えても、実際には厚みが0の壁など矛盾が存在するとエラーが発生して造形できなかったり、思った通りにプリントされなかったりすることがよくある。Emendoはこのような問題を解決してくれる。

Emendoの使い方はとても簡単で、STLファイルをEmendo上で選択するだけで自動的に検証が始まり、エラーの数と種類と場所を示してくれる。ボタン一つでそれらのエラーを修復して、修復済みデータを保存できる。

Emendoの価格は49.95ドル、Avante TechnologyのWebサイトで販売中。対応OSはMacOS X 10.9以上。Windows版は2015年前半に、SDK(ソフトウェア開発キット)は2014年12月中に発売の予定という。 

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