英Royal Mail、iMakrと提携し期間限定で3Dプリンティングサービス提供
2014/12/12 11:00
イギリスの郵便事業会社Royal Mailは、同国の3Dプリンティングサービス企業「iMakr」と提携して、期間限定で3Dプリンティングサービスの提供を始めた。
Royal MailのWebサイトのGift Shopコーナーに3D Printed Productsカテゴリがあり、そこでアイテムを選ぶとプリントして自宅まで届けてくれるほか、ロンドンのiMakrの店舗で受け取ることもできる。
注文サイトに並ぶアイテムはRoyal Mailのオリジナルで、現在「キーホルダー」が7ポンド(約1300円)、「iPhoneケース」が15ポンド(約2800円)、「金色をした郵便ポスト型のペン立て」(ロンドンオリンピックの際に金メダルを獲得した選手の偉業を称え、選手の実家に一番近いポストを金色に塗り替えたことにちなむ)が25ポンド(約4600円)、最も高価なのが「ワインクーラースタンド」で45ポンド(約8300円)など。さらに購入者が自分で用意したデータのプリントアウト依頼も可能だ。
なおこのサービスは2015年1月までの試験的なもの。Royal Mailではこのサービスと郵便事業を結びつけて収益を上げたいと考えているが、延長・拡大して実施するかどうかについては、今回の結果を見て判断するという。