ソレノイドを普及させたい!「第2回 ソレノイドコンテスト」開催
2014/12/12 17:00
ソレノイド専業メーカーのタカハ機工は、モーターなどに比べて知名度の低いソレノイドの普及を目指して、同社ソレノイドを使った作品のコンテスト「第2回 ソレノイドコンテスト」を開催する。
ソレノイドとは、コイルに電流を流して磁場を発生させ、コイルの中に置いた鉄心が直線運動することで、押し/引きの動作をさせる電機部品。自動車のドアロックや家電などに広く使われているが、一般にはあまりなじみがない。
タカハ機工ではソレノイドのECサイトを7年前にオープンしているが、最近はユーザーの趣味の発明品として面白い作品や高度な技術を駆使した作品の報告が増えてきたことを踏まえコンテストを開催することにしたという。
コンテストの応募資格は「ものづくりが好きな人ならだれでも(グループも可)」で、作品条件はタカハソレノイドを使用し、縦横高さがそれぞれ約50cm以内であること、移動可能な作品であることとなっている。
募集期間は2015年1月1日~1月31日。審査員はタカハ機工社内審査員で、審査員長は明和電器社長の土佐信道氏。応募作品の中から以下の賞が選ばれる。
- ソレコン大賞:1作品(賞金10万円、ソレノイドギフト券5万円分)
- 技術賞:1作品(賞金5万円、ソレノイドギフト券3万円分)
- いいね!賞:3作品(賞金3万円、ソレノイドギフト券2万円分)
- イグソレコン賞:1作品(賞金2万円、ソレノイドギフト券1万円分)
※この賞は「あまりにバカバカしく役に立たないもの」に贈られる
審査結果発表は2月23日で、入賞作品は6月24~26日に東京ビッグサイトで開催される「機械要素技術展」の同社ブースで展示の予定。