ジョイスティックでもプログラムでも動くミニロボットアーム「MeArm」
2014/12/22 16:00
「MeArm」は産業用ロボットアームをモデルにした、ミニチュア版ロボットアームだ。オープンソースで、コントローラはArduino互換性を持ち、Scratchプログラミングによる制御も可能だ。
これまでもホビーや学習用にいくつかの比較的廉価なロボットアームが存在したが、MeArmはロボットアームを小型化することで、よりいっそう価格を下げている。見かけは華奢だがなかなかきびきびとした動きを見せる。
コントローラである「MeBrain」はアームの操縦に2つのジョイスティックを備えており、MeArm本体と接続してロボットアームを動かしたり、アームの動きを記録できる。MeBrainに搭載されたチップはArdionoと互換性があるので、Arduinoをプログラミングするのと同様にMeArmをプログラミングできる。既に利用可能なコードのサンプルもあり、コードを学ぶためのチュートリアルも用意されている。また、数字や文字を使わないビジュアルプログラミング言語であるScratchでのプログラミングも可能だ。
記事執筆時点で5000ポンド(約93万円)の目標額の2倍の1万ポンド(約187万円)を集めている。現在、58ポンド(約1万800円)で、本体の組み立てに必要なパーツ一式と、MeBrain、それにTシャツが付いてくる。また到達金額に応じてWi-FiやBluetoothの機能の付加を予定している。出荷は2015年5月の予定。