新しいものづくりがわかるメディア

RSS


デスクトップに置けるプロ向け光造型方式3Dプリンタ「MiiCraft+」

台湾で光学部品の設計製造を手がけるRays Opticsが、光造型方式のデスクトップ3Dプリンタ「MiiCraft+」を発表した。2012年にリリースした「MiiCraft」の次世代モデルで、ジュエリーデザインや歯科医の使用に耐える高精度な造型が可能だ。

前モデルと比べると、デスクトップにおいても邪魔にならないコンパクトな外形サイズは変わらない(208×205×335mm)一方で、最小積層ピッチが50μmから30μm(50/100μmも設定可能)になったことで、より高精度な造形が可能になった。造型速度も積層ピッチ50μmのとき1時間あたり2cmと高速だ。

また、ブラウザベースのユーザーインターフェースを採用し、より使いやすさに配慮した。さらに、MiiCraft+単体での造型が可能で、使用時にPCに接続する必要はなく、Wi-Fi経由でスマートフォンからMiiCraft+にアクセスすることもできるという。

MiiCraft+の仕様は、重量は8.5kg、最大造型サイズは43×27×180mm。XY方向の解像度は56μm。プリンティングソフトウェアとして支持構造の自動生成も可能な「MiiCraft Builder」が付属する。造型用の光硬化樹脂は用途に応じて数種類を用意している。 

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る