ビビーコンのMakuakeプロジェクトは、iPhoneのハードウェアアクセサリの開発と販売を手がけるゼスティーシステムが立ち上げたもの。ビビーコン専用の各種アプリをスマートフォンにインストールすることで、それぞれの機能が利用できるようになる。

ビビーコンにはボタンが1つだけだが、アプリの設定で複数の機能を持たせられる。たとえばダブルクリックすると、スマートフォンの呼び出し音を鳴らすことができる。現在提供しているアプリは、緊急メールを発信できる「ビビーコール」、カメラのシャッターが切れる「ビビーカメラ」の2つだが、ボタンを押すとソーシャルサイトに位置情報を含めたメッセージを自動的に投稿するといったアプリの開発を検討しているという。

ビビーコンが利用できるのは、iPhone 4S以降、iPad第3世代以降、iPad Air、iPad mini。Androidは未対応だが5月以降開発の予定。ビビーコン自体は、直径34mm、重さ6gで黒、白、ピンクの3種類のカラーバリエーションがある。電池はCR2025を使用する。一般正式販売は4月の予定で、価格は1つ2980円。Makuakeでは1つ1980円で購入できる（3月中に送付予定）。