IoTがすぐ開発できる! ミニサイズのArduino互換機「AirBoard」
2015/01/30 08:00
フランスはグルノーブルに拠点を置くAirThingsは、ミニサイズのArduino互換機「AirBoard」のプロジェクトをKickstarterで開始した。超小型の無線通信シールドでネットワークに接続でき、さまざまなデバイスをIoT化できる。
AirBoard本体は500円玉より少し大きいサイズ(40×25×9mm)の基板で、超小型の無線通信シールドをコネクタに挿すだけで、Wi-Fi、Bluetooth、XBeeの各無線通信をサポートする。スマートフォンと簡単に無線接続してプログラミングができ、ケーブルを使ってさまざまなデバイスとつないで、そのデバイスを制御することも簡単だ。センサとの接続も容易で、スケッチ(Arduinoプログラム)を書けばすぐにIoTアプリケーションが作れる。超低消費電力設計により、バッテリで6カ月間の通信が可能な点も見逃せない。
AirBoardは2月22日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点で目標額の1万ドル(約118万円)をはるかに超える2万7000ドル(約318万円)を集めている。AirBoardのベーシックモデル(本体のみ)であれば、25ドル(約3000円)で購入できる(無線通信シールドが別途必要)。無線通信シールド付属モデルを希望する場合は50ドル(約6000円)で購入することになる。発送は2015年の8月の予定だ。