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Raspberry Piと組み合わせて簡単に電子工作ができる「Flotilla」

英シェフィールドに拠点を置くPimoroniは、センサやLED、モーター、スイッチなどの12種類のモジュールをRaspberry Piと自由に組み合わせて工作が楽しめる電子工作キット「Flotilla」のプロジェクトをKickstarterで開始した。

この「Flotilla(小型船隊)」という名のキットの中心になるのは「Dock(ドック:船の修理や建造用の施設)」と呼ばれるハブだ。まず、DockをRaspberry PiにUSB接続する。Dockはモジュール接続用のUSBポートを8個備えており、最大4個のDockをRaspberry Pi B+に接続可能なので、モジュールは同時に32個まで使用できる。

モジュールは機能別で、3Dモーションセンサ、明るさセンサ、カラーセンサ、温度/気圧センサ、ダイヤル、ジョイスティック、タッチパッド、スライダー、モーター、カウント表示、LEDマトリックス、フルカラーLEDの12種類。 

iPadで動作している「Rockpool」。 iPadで動作している「Rockpool」。

Flotillaはソフトの面でも充実しており、まったくの初心者から段階に応じて楽しめる。モジュールを組み合わせるだけで(プログラミングなしで)動かすところからスタートし、簡単なプログラミング言語(環境)「Rockpool」に移って、そこから「Scratch」、「Python」にステップアップできるという。

Flotillaは2月16日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点で目標額の3万2768ポンド(約578万円)をはるかに超える9万4000ポンド(約1650万円)以上を集めている。記事執筆時点では、ハブとなる「Dock」に、モジュール2個(フルカラーLED「Rainbow」とタッチパッド「Touch」)を加えた早期割引セットが24ポンド(約4300円)で入手できる(Raspberry Piは別途必要)。発送は2015年の5月の予定だ。

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