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ラズパイマイコンで組み込みプロジェクト——RP2040/ESP32ベースの超小型ディスプレイ開発ボード「Tiny RP2040/ESP32」

RP2040/ESP32ベースの超小型ディスプレイ開発ボード「Tiny RP2040/ESP32」がKickstarterに登場し、目標金額の調達に成功している。

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Tiny RP2040/ESP32は、RP2040もしくはESP32マイコンを搭載した、組み込みプロジェクト向けディスプレイモジュールだ。コンパクトなフォームファクターにパワフルな機能を備え、IoTアプリケーションやハンドヘルドデバイスなどの容易な開発を支援する。

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ボードには0.85インチTFTディスプレイを搭載し、128×128解像度、65K RGBカラーの高精細な表示が可能。USB Type-Cポートを介して給電やアップデート、プログラミングができ、MicroPythonやCircuitPython、Arduinoをサポートする。

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GPIOブレークアウトには、センサーやアクチュエーターなどのハードウェアを接続して追加できる。他にも、電源ステータス用LED、ブートボタン、プログラマブルボタン、ストレージやデータロギング用TFカードスロットを備える。Tiny RP2040は低電力なDIYプロジェクト向けに、Tiny ESP32は無線通信で制御するより高度なプロジェクト向けに適している。

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Tiny RP2040/ESP32はそれぞれ15ポンド(約2900円)で提供し、オプションでエアーモニタリング、RFID、Eペーパー、各種センサーモジュールなどを用意している。2025年5月の出荷を予定しており、日本への送料は10ポンド(約1900円)だ。2025年3月16日までクラウドファンディングを実施し、3月10日時点で1000ポンド(約19万円)の目標額を上回る約1万1400ポンド(約217万円)を集めている。

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