Arduinoにワイヤレスで簡単にセンサを接続できる「EasyPlug Air」
2015/02/05 17:00
米カリフォルニア州に拠点を置くinXus interactiveは、Arduinoにセンサやスイッチを簡単にワイヤレスで接続できるキット「EasyPlug Air」のプロジェクトをKickstarterで開始した。ドライバなどのインストールは不要で、差し込むだけでワイヤレス接続が完了するという。
EasyPlug Airは、Arduinoのコネクタに差し込んで使うシールド「EasyPlug Air Shield」と、シールドとワイヤレス通信する「MegaMote transmitter」および「MiniMote transmitter」、そしてtransmitterに有線接続するセンサやスイッチなどで構成される。tansmitterは2種類あるがその違いは接続できるセンサの数で、MegaMoteは最大6、MiniMoteは最大2だ。1度にArduinoに接続できるセンサ数は合計6で、MegaMoteは1台またはMiniNoteなら3台を使える。センサはそれぞれ、Arduinoのアナログ入力ピンの0-5番に接続したものとして扱われる。
EasyPlug Air向けのセンサ/スイッチはプッシュボタン、光センサ、ロータリーセンサ、モーションセンサ、磁気センサ、音センサ、静電容量センサ、圧力センサなど。
EasyPlug Airは3月9日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点で目標額の2万ドル(約235万円)のうち、1万3000ドル(約152万円)以上を集めている。記事執筆時点で入手可能なベーシックなスターターキットの価格は39ドル(約4600円)で、シールドとMegaNote1台に静電容量センサが含まれている。MiniMoteタイプを希望する場合には、シールドとMiniNote3台にタッチセンサ、プッシュボタン、光センサのキットを49ドル(約5800円)で購入できる。いずれのタイプも、Arduinoは別途必要で、出荷は2015年の5月の予定だ。