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ボンサイラボ、玩具市場向け3Dプリンタ「BS TOY」発表

ボンサイラボは、ドイツのニュルンベルクで開催された玩具の展示会「Spielwarenmesse」において、玩具市場向けFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタ「BS TOY」を発表した。パートナーの米Polymakrが開発した、80度で造型できるBS TOY向けフィラメントを使用する。2015年末に発売の予定としている。

BS TOY(プロトタイプ)は外形サイズ200×200×200mmのキューブ型で、重さは約2kg。最大造型サイズは130×125×100mm。ノズル径は標準0.4mm、推奨積層ピッチは100μmだ。

一般的なFFF方式3Dプリンタは200度前後でフィラメントを溶解させるが、専用フィラメント「LT80(Low Temperature)」は、80度と大幅に低い温度で溶解/造型が可能。LT80は柔らかい仕上がりで強度も高い上、生物分解性を持ち、米FDA認可の安全な原材料を使用しているという。Polymakrでは130度で造型ができる「LT130」も参考出展しており、商品化に向けてボンサイラボと共同でテストし改良していくという。フィラメントの色はナチュラル1色だが、発売時にはカラーバリエーション展開する予定。

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