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メタルクレイで造型する金属3Dプリンタ「Mini Metal Maker」

アクセサリ作成用のメタルクレイ(金属粘土)を使って造型できる、金属3Dプリンタ「Mini Metal Maker」のプロジェクトがIndiegogoで始まった。金、銀、銅、鉄、真ちゅうなどのメタルクレイを、ノズルの先から押し出しながら造型する仕組み。

Mini Metal Makerで出力した造型物は、乾燥させてから窯で焼成するプロセスを経て完成する。細かい造型も可能ではあるが、乾燥と焼成プロセスによって全体が1~2割縮むため、部品などの試作/製作には向かないだろう。

米コロラド州に住むDavid Hartkop氏らは、同じ機構を持つ同名の3Dプリンタのプロジェクトを2013年にIndiegogoで発表して約3万5000ドル(約423万円)を集めており、今回はその改良版になる。前作モデルのMini Metal Makerは最大造形サイズが60×60×60mmだったが、今回は80×80×80mmに大きくなった。また、クレイやソフトウェア、ビルドプレートにも改良を加えたという。

Mini Metal Makerは4月15日までIndiegogoでクラウドファンディング中。スタータークレイを含む本体の価格は2100ドル(約25万円)で、出荷は2015年10月の予定だ。 

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