写真・イラストどおりに焼けるパンケーキ専用3Dプリンタ「PancakeBot」
2015/03/13 17:00
さまざまな食品を3Dプリンタで出力する試みが進められているが、ついに“世界初”とうたうパンケーキ専用3Dプリンタ「PancakeBot」がKickstarterに登場した。ニューヨークに本拠を置く米StoreBoundが開発したもので、約2万円という手頃な価格で入手可能とあって、注目を集めている。
パンケーキというと円形のものを想像しがちだが、PancakeBotを使えば文字や絵を描くような感覚で、自由にさまざまな形のパンケーキを焼くことができる。専用ソフトウェアで好みのイラストや画像をトレースさせてデータ作成すると、データどおりに生地を鉄板に射出してパンケーキを焼き上げてくれるという。
PancakeBotは4月10日までKickstarterでクラウドファンディング中。早々に目標額の5万ドル(約605万円)を達成し、記事執筆時点では11万4000ドル(約1380万円)を超えている。小売価格は299ドル(約3万6000ドル)で、Kickstarterで現在用意されている早期割引適用価格は179ドル(約2万2000円)。日本への発送も可能で、出荷は2015年7月の予定だ。