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全国各地でロボット教室を開きたい。NPOが教材ロボ10台分の資金募集

日本の子供たちをロボットやプログラミングに触れさせて、未来でも通用する人材に育てたい——。このような思いを掲げ、全国各地でロボット教室を開催しようと計画するNPO法人のロボロボ・Clubが、クラウドファンディングサービス「READYFOR?」で資金を募るプロジェクトを立ち上げた。集めた資金はロボット教室で利用するロボット10台の購入資金に充てる予定だ。

ロボロボ・Clubは、大学生・高校生が中心になって運営する団体。2009年から活動を始め、これまでは横浜を拠点にロボット教室を開き、二足歩行ロボット、しゃくとり虫ロボット、盆踊りロボット、机から落ちないロボットなどを小学生・中学生と一緒に組み立ててきたという。

同団体では、全国各地の父兄から「私たちの町でもロボット教室を開催してほしい」という要望を受けることが増えてきたため、出張教室の開催を検討し始めた。しかし、そこで利用予定のロボット「教育用レゴマインドストームNXT」10台分の購入資金が不足。大学生中心の運営のために独力での資金調達が難しく、今回、クラウドファンディングサービスを使っての資金募集を思い付いたとしている。

同プロジェクトへの支援は3000円から。支援額3000円で特製キーホルダー、お礼の手紙、ホームページへの名前掲載の権利を受け取ることができる。1万円ではさらに特製トートバックが、3万円ではそれらに加えて特製ポロシャツか、同団体が開催するロボット教室への参加引換券1回分がプレゼントされる。

現在までに集まった金額は4万円。目標金額は67万4440円と設定されており、5月16日午後11時まで支援を受け付けている。 

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