新しいものづくりがわかるメディア

RSS


3Dプリンタ造形物の仕上げに最適なコードレスホットナイフ

米オレゴン州ポートランド発の「3D Finishing Tool」はUSBケーブルで充電できるコードレスタイプのホットナイフだ。30秒ほどで371度まで加熱することができ、フル充電すれば3時間以上の使用が可能。PLA/ABSフィラメントなどで3Dプリントした造形物の仕上げに最適という。

3D Finishing Toolは、2014年にKickstarterに登場して話題を呼んだコードレスはんだごて「Solderdoodle Pro」に、アタッチメント3種類を追加してセットにしたモデルだ。

Solderdoodle Pro本体については、直径は約40mm、長さは205mm、重さは98g。先端は細めに作られており、細かい作業にも対応できる。オープンソースベースで開発されていて、試作品のボディを3DプリントできるSTLファイルが公開されている。今回追加されたアタッチメントは、3Dプリンタで出力した造型物の不要な部分を切断して除去する「Knife」、ふさがってしまった穴をきれいに開け直す「Needle」、深さのあるオブジェクトの底からバリをかき出す「Scooper」の3種類だ。

3D Finishing Toolは5月3日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では、目標額の1万ドル(約119万円)に対し、9000ドル(約108万円)以上を集めている。記事執筆時点では、58ドル(約7000円)で3D Finishing Toolを1セット入手できる。日本への発送も可能で、出荷は2015年の10月の予定だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る