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Wi-Fi、有機ELディスプレイ、SRAM、SDスロットまで備えた小型Arduinoデバイス

米国テキサス州スプリングのWorld Class Technologiesが、超小型Arduino互換デバイス「Piccolino」の資金調達をKickstarterで開始し、人気を集めている。30×30×12mmとコンパクトなサイズに、Wi-Fi機能、有機ELディスプレイ、SDカードスロット、32K SRAM、タッチセンサまで備えている。これを利用すればさまざまなIoT機器が簡単に作れる。

Piccolinoはソフトウェアもハードウェアもオープンソースだ。すべてのサンプルプログラム、Luaスクリプト、最適化されたライブラリを、Piccolinoのサポートサイトで公開する予定だ。またケースは、その3Dデータを3Dデータ共有サイトThingiverseで公開しており無料でダウンロードできる。自由にカスタマイズして3Dプリンタで出力すれば自分だけのPiccolinoにすることができるのが嬉しい。

Piccolinoは5月16日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では、目標額の5000ドル(約60万円)の5倍に相当する2万5000ドル(約298万円)以上を集めている。2015年7月に届く早期出荷分はすでに品切れで、記事執筆時点では、49ドル(約5800円)でPiccolinoを1セット(ポートエクステンダ、FTDIプログラマおよびUSBケーブルを含む)入手できる。日本への発送も可能で、納期は2015年の8月の予定だ。

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