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Raspberry Piで間欠動作や死活監視ができる電源管理モジュール「slee-Pi」

メカトラックスは、「Raspberry Pi Model B+」や「Raspberry Pi 2 Model B」を間欠動作させたり、死活監視機能を持たせたりできる電源管理モジュール「slee-Pi」を発売した。RTC内蔵のマイコンを搭載しており、Raspberry Piへの電源供給と遮断が可能。価格は1万1800円(税別)。

同社はRaspberry Pi向けの3G通信モジュール「3GPI」を2014年に発売したが、ユーザーから常時ネット接続可動など業務への活用において、電源に制約がある環境での低消費電力稼働(間欠動作)や、USB周辺機器接続時の動作不調時の電源遮断/再起動処理の要望を受け、slee-Piを開発したという。

slee-PiはRaspberry Pi Model B+/2 Model Bにスタック可能で、通常動作時はI2Cバス経由のRTCとして動作し、ユーザーが設定したスケジュールでRaspberry Piへの電源供給/遮断ができる。また、常時動作が必要なアプリケーションに対しては、システムの死活監視機能を提供すると共にRaspberry Pi本体の死活監視や電源電圧監視もできる。

Raspberry Pi単体では、OSがシャットダウンしても通電されたままだが、slee-Piを使うと電源を遮断できるため、待機時の消費電力を抑えられるほか、コールドブートもできるのでスケジューリングされた間欠動作を実現できる。 

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