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ArduinoとRaspberry Piのいいとこ取りした新ハードウェア「UDOO Neo」

米国マサチューセッツ州ボストンとイタリアのシエナに拠点を持つUDOOによる、IoT向けボード「UDOO Neo」のプロジェクトがKickstarterで始まった。クレジットカードほどの大きさ(59.3×85mm)の基板に、ArduinoとRaspberry Piを合体させたような製品だ。

UDOO NeoはArduino互換チップを搭載し、Arduino UNOとピン配置も同じだ。Arduino用のシールド、センサやアクチュエータの多くは、デジタル/アナログを問わず使用可能だ。Raspberry PiのようにフルのLinuxが動作するが、Android OS 4.4.3を走らせることもできる。CPUには、ARM Cortex-A9(1GHz動作)とARM Cortex-M4(166MHz動作)の2つのコアを備えたFreescaleの「i.MX 6SoloX」を採用する一方、Wi-Fi/Bluetooth/イーサネット機能と9軸モーションセンサ(加速度、ジャイロ、地磁気)を搭載している。オープンソースなので、自由にカスタマイズして好みの基板にすることもできる。

UDOO Neoは6月5日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では、目標額1万5000ドルに対し、すでに10倍近い14万ドル超(約1680万円)を集めている。記事執筆時点では、49ドル(約5900円)でベーシックモデルの「UDOO Neo Basic」を1個入手できる(RAM:512MB、Wi-Fi/Bluetooth昨日はあるが、イーサネットとモーションセンサが搭載されていない)。フル装備の「UDOO Neo」(RAM:1GB)を希望する場合には価格は59ドル(約7100円)になる。日本への発送も可能で、納期は2015年の9月の予定だ。 

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