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使いやすさを重視した、オープンソースの食品3Dプリンタ「Bocusini」

ペースト状の食材を詰めたカートリッジを使用する食品3Dプリンタ「Bocusini」がKickstarterで資金調達を開始した。開発したのはドイツのミュンヘンに拠点を持つTeam Bocusini。ユーザーの使いやすさを追求して、プリンタ本体とプリントヘッドを自由に組み合わせることのできる製品だ。

Bocusiniの食品カートリッジには、菓子(マジパン、ファッジ、ゼリー、メレンゲなど)、青果(フルーツピューレ、フルーツソースなど)、肉(パテ)、乳製品(クリームチーズ、ヨーグルト)など全部で30種類以上あり、容量は各60ml(約100g)。交換はとても簡単で、自分の好みの食材を詰めてオリジナルのカートリッジを作ることもできる。

一方、プリンタ本体については、最大造型サイズの異なる2種類があり、100×100×130mmの「Bocusini Junior」と150×150×150mmの「Bocusini Pro」を用意している。さらに、専用のキットを使えば、既存のオープンソースベースのFFF(熱溶融積層)方式3DプリンタでもBocusiniのカートリッジが使用可能になるという(現在のところ、Printrbot Simple WoodおよびSimple MetalとUltimaker 2に対応)。

Bocusiniはソフト面でも使いやすさを追求しており、スマートフォンやタブレットなどでも利用できるWebアプリを使って絵や文字、模様を描いてデータを作成すると、データどおりに出力してくれるという。3Dモデリングの知識は不要だ。Webブラウザがあればいいので、専用ソフトウェアやアプリのインストールもいらない。

Bocusiniは7月11日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点で、目標額の3万ユーロ(約400万円)のうち2万ユーロ(約270万円)弱を集めている。記事執筆時点では、549ユーロ(約7万4000円)でBocusini Juniorを1台入手できる(カートリッジ2本と詰め替え用具付)。対応プリンタ(Printrbot Simple Wood/Simple MetalまたはUltimaker 2)を持っているなら、専用キットを249ユーロ(約3万4000円)で購入することもできる(カートリッジ2本と詰め替え用具付)。日本への発送も可能だが、送料は要問い合わせ。納期は2016年の1月の予定だ。

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