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Sharebot、ナイロンを主成分とする新フィラメント2種を発売

3Dプリンタやフィラメント材料などを開発、販売しているイタリアのSharebotが、ナイロンを主成分とするフィラメント「Nylforce 550」および「Nylon-Carbon」を同社サイトで販売開始した。

一般にナイロンフィラメントは吸湿性が高いため乾燥した状態で保管する必要があるが、Nylforce 550はこの欠点を克服したという。優れた耐久性、耐熱性、柔軟性を合わせ持ち、歯車など機械の機構部品などの造型にも使える。色は透明表面色(クリア)のみで、推奨プリント温度は250度。

一方、Nylon-Carbonはナイロンにカーボンファイバーを配合したフィラメントで、ナイロンの耐久性にカーボンの軽量さと扱いやすさをプラスした素材だ。プリント後の表面の仕上げ加工が容易なのも魅力だ。色はブラックのみ。推奨プリント温度は245度で、ABSと同様の設定で造型できる。

価格はNylforce 550が40ユーロ(約5500円、固着用の専用スプレーが付属)、Nylon-Carbonが60ユーロ(約8200円)となっている(ともに500g巻、フィラメント径は1.75mmの1種類)。

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